ケンブリッジ国際児童英検
Cambridge English
ケンブリッジ英検とは
ケンブリッジ大学の語学試験機関であるケンブリッジ大学英語検定機構が1958年に開発したテストで、英語を母国語としない受験者を対象とした英語検定としては最も長い歴史があり、2013年に100周年を迎えました。
日本ではあまり知られていませんが、EUを中心に認知度が高く約130カ国で年間300万人が受験しています。また世界中の2万以上の大学・企業・行政機関で“英語力を証明する試験”として認定されています。したがって、ケンブリッジ英検を取得することで、海外の学校に入学する時や就職時に有利になります。
ケンブリッジ国際児童英検(YLE)とは
ケンブリッジ国際児童英検(YLE: Young Learners English Tests)は、主に小・中学生を対象にしたお子さまのやる気を育てる英語テストです。ケンブリッジ英検のファーストステップにあたり、スターターズ、ムーバーズ、フライヤーズの3つのレベルがあります。
ケンブリッジ英検はListeningパート、Reading and Writingパート、そしてSpeakingパートの3セクション4技能から構成されています。日本で重視されているReadingとWritingは1セクションに収め4技能を試験するスタイルとし、実生活で必要な英語能力を養うことを目的としています。
ケンブリッジ英検をおすすめする理由
ケンブリッジ国際児童英検を選ぶ3つの主な理由:
1.世界で認められている国際児童英検。海外留学で通用する英語検定
2.「読む・書く・聞く・話す」4技能をバランスよく評価し、本当の英語力を判定
3.日常の生活・仕事・学習で使える英語能力を習得
1. 世界で認められている国際児童英検。海外留学で通用する英語検定
ケンブリッジ英検は言語能力評価の国際指標であるヨーロッパ共通参照枠(CEFR*)に準拠しています。世界の子どもたちが受験する国際児童英検なので、世界の中での実力が分かります。そして、ケンブリッジ英検を取得していると、海外に留学、移住した際に現地の学校で英語力のレベルを認められます。ケンブリッジ英検は世界で通用する英語検定です。 *Common European Framework of Reference for Languages
CEFRと各英語試験の対照表
出典:ケンブリッジ英検, IELTS, TOEFL iBT, 英検, TOEIC
2.「読む・書く・聞く・話す」4技能をバランスよく評価し、本当の英語力を判定
ケンブリッジ英検はStartersを含む、全レベルで「読む・書く・聞く・話す」4技能の英語力を評価します。幼稚園は英会話(リスニング・スピーキング)に力を入れ、高校・大学受験では(リーディング・ライティング)に力を注ぐ日本の英語教育。ケンブリッジ英検の試験対策を行うことで自然と4技能を同時に高め、本当に使える英語力を身につけます。
ケンブリッジ国際児童英検の試験構成
また、IELTS、TOEFL対策にもケンブリッジ英検は役立ちます。4技能を評価するケンブリッジ英検はIELTS、TOEFLとも出題形式が似ているので、特別な勉強を必要としないという意見もあります。
3.日常の生活・仕事・学習で使える英語能力を習得
ケンブリッジ英検は、子どもたちが『自信を持って、英語を使おう!』という動機づける目標があります。親しい話題や実際の場面に基づいた内容・テストに設計されているので、実生活で使えるコミュニケーション能力を身につけることができます。
試験結果とケンブリッジ賞状
ケンブリッジ英検は合否判定でなく、受験者全員にケンブリッジから賞状が贈られます。賞状には、学習到達度に応じて1~5段階の評価がケンブリッジ大学の紋章の絵で描かれています。学習到達度で評価することで、子どもたちに『英語が使える、さらに学ぼう!』という思いにさせます。
さらに知りたい方へ
- ■ケンブリッジ英検の公式サイト
- http://www.cambridgeenglish.org
■テストサンプル
- Starters
- Cambridge English: Starters Sample Papers – Vol.1
- Cambridge English: Starters: Sample Papers – Vol.2